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治療方針
当医院では、患者さんの意向を最大限に尊重して治療を進めて参ります。
基本的には、出来る限り歯を 削らない 抜かない 治療を行います。口腔内環境を整え、適切な治療を施すことにより、かけがえのない患者様の歯の温存ならびに虫歯の再発抑制に努めております。抜歯でお悩みの方はご相談ください。抜かずに残せる可能性があります。口腔環境の事を長期的な視点で考えインプラント治療はおこなっておりません。80歳になっても自分の歯を20本以上残しましょう!
つまようじ法ブラッシングを取り入れるなど、予防歯科・治療後のメンテナンスに力を入れております。歯周病は全身に悪影響を及ぼす可能性があり、心筋梗塞などのリスクが高くなりますので、歯科医院での定期的なチェックとケアが重要です。口腔環境を整えることは口臭の予防にもつながります。口臭の原因の多くは口腔内の環境の悪さです。歯は一生の財産です。大切にしましょう。幼少期から虫歯予防に努めましょう。
スタッフは全員勤続25年以上のアットホームな雰囲気の歯科医院です。
検診、クリーニングのみの方もお気軽にご来院ください。
平日 午前の診療は9時から12時までです。
午後の診療は13時30分からです。
土曜日 13時まで診療、午後は休診です。
初回診療の方はネット予約がご利用頂けます。ここをタップorクリックしてください。
受診希望日の前日17時以降、当日のご予約はお電話で承ります。
歯が痛くなってから受診するのではなく定期的に歯の専門家である歯科医に診て貰いましょう。ごく初期の虫歯以外は自然治癒(再石灰化)することはありません。痛みが消えても治ったわけではありません。面倒だなと思っても適切に歯科を受診することで、結果的に身体的、経済的負担は軽減されます。
口臭・顎関節・歯ぎしりなど口腔内にお悩みがあれば何でもご相談ください。
院長からのメッセージ
歯科医の仕事
歯科医になった頃、歯科医の仕事は歯の神経を取り、削り、詰め物、被せ物をし、歯を抜き、入れ歯を入れて痛みや不自由さから患者さんを解放してあげる事だと思っていました。当然、今も必要に応じてそれらの処置を行いますが、それらは不快な症状を取り除く為だけの処置ではなく、歯を残す為の手段だと思うようになりました。私が施した最小限の処置でその後20年、30年と、そのままの状態で残っている歯を見ると歯科医の仕事は最小限の処置でできる限り健康な状態で歯を残す事だと実感します。
口腔内環境の重要性
皆さんは何のために歯科を受診されますか、歯が痛い時は、虫歯を治療してもらい早く痛みを止めてもらうために、歯周病で歯肉が腫れた時は腫れを抑えてもらうためではないでしょうか?それは当然のことですがそれらの症状が落ち着いたら全てが解決したと思われてはいませんか?
歯の二大疾患、う蝕(虫歯)と歯周病の原因は虫歯菌と歯周病菌です。これらの細菌は歯の周りに歯垢を形成し活動します。ですから、一時的に歯の痛みや歯肉の腫れを抑えたとしても口の中の状態がそのままだと、再びう触(虫歯)歯周病を繰り返すことになります。きちんと治療をしているはずなのに、すぐに悪くなって治療を繰り返していると言う方は口の中の環境が悪いままだからです。
私は長年歯科医療に携わっていますが、痛みや腫れが出た時にだけ受診され、落ち着いたら放置し、症状が出たら受診するということを繰り返し、最後はその歯は抜歯するしかなくなると言う方を沢山見てきました。40年以上前はそれが当たり前で、70歳位でほとんどの歯がなくなり「年を取ると歯はなくなる」と言う考えが一般的でした。しかし現在は80歳、90歳でも健康な歯を沢山保とうとする考えが一般的になりつつあります。
当院では初診の方は痛みや腫れの解消、その他患者さんの要望があれば、その処置を優先します。それと共に患者さんの口腔内環境を判定し、悪ければ改善することを考えます。具体的には歯磨きです。
日本人は清潔好きな国民と言われ、98%以上の人が一日一回以上歯磨きをしているそうです。しかし、磨いてはいるけれど、正しく磨けていない方が非常に多いようです。したがって当医院では徹底的な歯磨き指導で口の中の環境を改善した後で、詰め物、被せ物により噛み合わせの回復を図りそれらが維持出来るように努めます。患者さん自身で正しく歯磨きが出来て、口腔内の環境を良い状態で保てるように歯科衛生士が患者さんの歯を実際に磨いて(術者磨き)自分の磨き方との違いを実感してもらいます。
術者磨きを取り入れて20年以上になりますが、来院時には腫れて出血していた歯肉が健康な状態を取り戻し、その後も歯、歯肉ともにベストな状態を維持されている患者さんが大多数をしめるようになりました。
たかが歯磨き、されど歯磨き、寿命が延びた現在でも歯は一生涯使えるものです。大切にしましょう。
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